PR

60代の再就職は厳しい?成功のポイントと仕事の探し方

働く

60代でも再就職は十分に可能です。ただし、現役時代と同じ収入や役職にこだわると、仕事が見つかりにくくなることがあります。

この記事では、60代の再就職の実態をデータで紹介したうえで、仕事を見つけるポイントや探し方、面接・年金の注意点まで解説します。

60代の再就職は厳しい?

60代でも再就職は十分に可能です。

ただし、現役時代と同じ給与や雇用形態にこだわると、仕事が見つかりにくくなる傾向があります。

60代でも働いている人は多い

内閣府の令和7年版高齢社会白書によると、60〜64歳の就業率は男性84.0%、女性65.0%です。

65〜69歳でも、男性62.8%、女性44.7%が働いています。

つまり、60代になってからも働くこと自体は珍しくありません。

「年齢だけで再就職できない」と考える必要はないでしょう。

正社員の求人は少なくなりやすい

60代になると、正社員よりもパートや契約社員などで働く人が増えます。

内閣府によると、非正規で働く人の割合は、男性では60〜64歳で41.3%、65〜69歳では67.8%です。

女性も60〜64歳で72.6%、65〜69歳では83.2%となっています。

そのため、正社員だけに絞って探すと、応募できる求人が少なくなる可能性があります。

契約社員やパートまで選択肢を広げると、再就職先を見つけやすくなります。

再就職すると給与が下がる人も多い

再就職では、現役時代と同じ給与を得られるとは限りません。

労働政策研究・研修機構(JILPT)の資料では、60〜64歳で転職した人の6割超が、転職後に賃金が下がっています。

特に、定年前に管理職や専門職として高い給与を得ていた人ほど、再就職後とのギャップを感じることがあります。

そのため、

「前職では年収500万円だったから、それ以上」

と給与だけで求人を絞るよりも、仕事内容や勤務時間、通勤距離なども含めて考えることが大切です。

前職と同じ仕事にこだわると見つかりにくい

これまでの経験を活かせる仕事を探すことは大切です。

ただし、前職とまったく同じ仕事内容や役職にこだわると、求人が限られる場合があります。

JILPTでも、60代前半までは定年前と同じ仕事を続ける人が多い一方、会社を離れて新しく仕事を探すと、これまで経験してきた仕事と企業側の求人が合わないことがあると指摘しています。

例えば、管理職の経験があっても、管理職求人だけを探す必要はありません。

「人をまとめてきた経験を接客や施設管理で活かす」など、経験を別の仕事に置き換えて考えることも再就職のポイントです。

60代の再就職では、これまでの経験を活かしながらも、給与・雇用形態・仕事内容の条件を少し広げることで、仕事を見つけやすくなります。

>>無理なく働ける仕事を探してみる

60代におすすめの再就職先

60代の再就職では、これまでの経験を活かせる仕事だけでなく、未経験から始めやすい仕事まで広く探すことが大切です。

ここでは、60代でも求人を探しやすい代表的な仕事を紹介します。

マンション管理人

マンション管理人は、受付や共用部分の清掃、設備の点検などを行う仕事です。

特別な資格がなくても応募できる求人があり、60代から未経験で始める人もいます。

住民へのあいさつや業者への対応もあるため、人と接することが苦にならない人に向いています。

清掃員

清掃員は、オフィスビルやマンション、ホテルなどをきれいにする仕事です。

資格や特別な経験を求められない求人も多く、60代からでも始めやすい仕事の一つです。

午前中だけなど短時間の求人もあるため、無理のない時間で働きたい人にも向いています。

警備員

警備員は、施設の出入りを確認したり、工事現場や駐車場で人や車を誘導したりする仕事です。

未経験から応募できる求人が多く、入社後に研修を受けてから働き始めます。

立ち仕事が中心の求人もあるため、応募前に仕事内容や勤務時間を確認しましょう。

スーパー・品出し

スーパーでは、商品の品出しや陳列、レジなどの仕事があります。

短時間や週数日の求人もあり、生活に合わせて働きやすいことが特徴です。

品出しでは飲料やお米などを運ぶこともあるため、体力に不安がある場合は担当する売り場も確認しておきましょう。

調理補助

調理補助は、飲食店や病院、介護施設などで料理の盛り付けや食器洗い、簡単な調理を行う仕事です。

調理師免許がなくても応募できる求人があります。

普段から料理をしている人なら経験を活かしやすく、家事の延長で始めやすい仕事です。

介護・看護助手

介護施設や病院では、介護職員の補助や看護助手として働ける求人があります。

資格なし・未経験から応募できる仕事もありますが、利用者の移動を支えるなど体力を使う場合があります。

応募するときは、具体的な仕事内容を確認して、無理なく続けられる職場を選びましょう。

送迎ドライバー

送迎ドライバーは、介護施設や病院、スクールなどの利用者を車で送迎する仕事です。

普通自動車免許で応募できる求人もあり、運転経験を活かしたい人に向いています。

朝と夕方だけなど勤務時間が分かれている求人もあるため、働き方も確認しておきましょう。

事務・経理

会社員時代に事務や経理を経験していた人なら、その経験を活かして再就職できる場合があります。

一般事務だけでなく、経理補助やデータ入力、受付なども選択肢です。

ただし、事務職は応募が集まりやすいため、Excelなどのパソコン操作やこれまでの実務経験を具体的に伝えることがポイントです。

60代の再就職では、前職と同じ仕事だけに絞る必要はありません。

これまでの経験を活かせる仕事と、未経験から始めやすい仕事の両方を見ながら、体力や希望する勤務時間に合った仕事を選びましょう。

>>無理なく働ける仕事を探してみる

60代の再就職を成功させるコツ

60代の再就職では、これまでと同じ条件にこだわりすぎないことが大切です。

仕事内容や給与だけでなく、勤務時間や通勤距離も含めて考えると、応募できる求人が増えます。

希望条件に優先順位をつける

仕事を探す前に、譲れない条件を整理しておきましょう。

例えば、

  • 月にいくら稼ぎたいか
  • 週に何日働きたいか
  • 自宅から何分までなら通えるか
  • 立ち仕事でも問題ないか

などです。

すべての条件を満たす求人を探すと、選択肢が少なくなります。

「絶対に譲れない条件」と「できれば希望したい条件」に分けておくと、求人を探しやすくなります。

これまでの経験を整理する

60代の再就職では、職歴の長さだけでなく、これまで何ができるようになったかを整理することが大切です。

例えば、営業職なら接客力や顧客対応、管理職なら人材育成やチーム管理なども経験として活かせます。

前職と違う仕事に応募する場合でも、応募先で役立ちそうな経験を見つけて伝えることがポイントです。

雇用形態を広げて探す

正社員だけに絞ると、60代では応募できる求人が少なくなることがあります。

契約社員やパート、アルバイトまで広げると、仕事の選択肢は増えます。

まずは短時間勤務から始め、仕事や職場に慣れてから勤務日数を増やす方法もあります。

「正社員でなければならない」と決めつけず、自分の目的に合った働き方を選びましょう。

体力に合った仕事を選ぶ

再就職では、採用されることだけでなく、無理なく続けられるかも重要です。

例えば、立ち仕事が長い仕事や重い荷物を運ぶ仕事は、想像以上に体力を使うことがあります。

求人票を見るときは、勤務時間だけでなく、仕事内容や休憩時間、立ち仕事の多さなども確認しましょう。

不安がある場合は、週2〜3日や短時間勤務から始めるのも一つの方法です。

資格は求人を確認してから取る

再就職のために、すぐ資格を取ろうと考える必要はありません。

仕事によっては、資格がなくても応募できる求人が多くあります。

まずは希望する仕事の求人を確認し、資格が必要なのか、持っていると採用で有利になるのかを調べましょう。

資格取得が目的になってしまうと、時間や費用をかけても仕事につながらないことがあります。

「働きたい仕事を決める→必要なら資格を取る」という順番がおすすめです。

>>無理なく働ける仕事を探してみる

60代の再就職先の探し方

60代の仕事探しでは、1つの方法だけに絞らず、複数の窓口や求人サービスを使うのがおすすめです。

ハローワークだけでなく、求人サイトや知人からの紹介も活用すると、見つけられる求人が増えます。

ハローワークの生涯現役支援窓口を利用する

ハローワークには、おおむね60歳以上を対象とした「生涯現役支援窓口」があります。

シニアの採用に積極的な企業の求人を紹介してもらえるほか、これまでの経験や希望する働き方について相談できます。

職場見学や面接会、職業訓練などを案内してもらえる場合もあります。

「自分にどんな仕事が向いているか分からない」という人は、まず相談してみるとよいでしょう。

シニア向け求人サイトで探す

自宅で仕事を探したい人は、求人サイトも活用しましょう。

「60代活躍中」「シニア歓迎」「年齢不問」などの条件で検索すると、応募しやすい求人を絞り込めます。

一般的な求人サイトだけでなく、シニア向けの求人を扱うサイトもあります。

勤務地・勤務日数・仕事内容などを比較しながら探せるため、複数のサイトを確認するのがおすすめです。

知人や前職のつながりから探す

以前の勤務先や取引先、友人などに仕事を探していることを伝える方法もあります。

これまで一緒に働いたことがある人なら、人柄や経験を理解しているため、求人を紹介してもらえることがあります。

特に長く同じ業界で働いてきた人は、これまでの人脈を再就職に活かせないか考えてみましょう。

ただし、紹介されたからといって無理に働く必要はありません。仕事内容や給与、勤務時間を確認してから判断することが大切です。

シルバー人材センターを利用する

フルタイム勤務にこだわらない場合は、シルバー人材センターも選択肢になります。

シルバー人材センターでは、清掃や施設管理、家事援助など、地域のさまざまな仕事を紹介しています。

ただし、基本的には臨時的・短期的な仕事や軽易な仕事が中心です。

そのため、毎月安定した収入を得たい人はハローワークや求人サイトを中心に探し、「週に数日だけ働きたい」「無理のない範囲で収入を得たい」という人はシルバー人材センターも確認するとよいでしょう。

60代の再就職では、最初から探し方を1つに決める必要はありません。

ハローワークと求人サイトを中心に、知人からの紹介なども併用することで、自分に合った仕事を見つけやすくなります。

>>無理なく働ける仕事を探してみる

ロクスマをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む